多くの本を読むことで「今後の道しるべ」を作ることができる
1.読書の価値とは?
皆さんは本を読まれるでしょうか?
私は大学2年になるまで、読書感想文を書くためくらいしか読んだことがありませんでした。読書以外の遊びの方が楽しかったですから。
しかし、大学2年の時に今の自分を変えたいと思い、今まで取り組んだことがほとんどなかった「読書」をし始めました。そこからは、一年で30冊くらいは読み続けていると思います。
その中で、気づいたことがあります。
それは、読書の価値です。
本を読む目的は、基本的には小説などの娯楽として楽しむため、もしくは知識やノウハウをインプットするためだと思います。
しかし、私は読書にはもっと大きな価値があると考えています。それは、自分の考えや価値観を認識することができることです。
2.自分の考えや価値観を認識できる理由
本というのは、著者の考えや価値観が詰まった創作物だと考えています。
自分の場合はビジネス書や自己啓発書をよく読むのですが、その多くは著者が人生をかけて到達した考え方が詰まったものばかりです。
一方、小説なども登場人物の考え方や価値観は、著者が今まで経験してきたことから作られていると思います。
つまり、本を読めば読むほど、多様な考えに触れることができるのです。
多様な考えに触れることで、
◆自分とは異なる考え
◆自分と同じ考え
を認識することができます。
そして、自分とは異なる考えに出会えば、その考えを取り入れるか、それとも役に立たないと判断して取り入れないかを選ぶことができます。
一方で、自分と同じ考えに出会えば、自分の考え方に自信を持つことができます。
この作業を何度も繰り返していくと、「自分なりのものごとの考え方」を明確にしていくことができます。さらには、自分の考え方の中でも、改善していくべき部分と自信を持っていい部分が見えてくるのです。
つまり、
「自己分析」がすることができ、今後取り組むべきポイントもはっきりさせることができます。
最終的には、「今後の道しるべ」を作っていくことができるのです。
3.まずは自分に合った著者を探してみましょう
読書の習慣がない人は、有名な著者の本を読んでみることがおススメです。
やはり、本には当たり外れがどうしてもあります。しかし、有名な著者の方は有名であるだけの理由があり、面白い作品である確率が高いです。
とりあえずは有名な著者の作品をいくつか読んでみて、自分に合う著者を探してみましょう。それから、徐々に読んでみる種類を増やしていけばいいのではないでしょうか。
最後に、多くの本を読むことの意義を考える上で参考させていただいたのが、以下の本となります。
自分の頭の中で漠然とあった考えを、言語化して教えていただきました。「本を読む」ことで何を得ることができるのかを詳しく知りたい方は、ご参考ください。
本日は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました