「感情のコントロール」をするための3つのコツ
1.怒りは放っておけば収まる
自分が嫌なことを相手からされたとき、ついつい感情的に怒ってしまうことがあります。しかし、感情に振り回されると、間違った判断をしてしまいがちです。
とはいえ、嫌なことをされても腹が立たないようにすることは、非常に難しいことです。
そこで大事なのは、怒りが時間が経てば収まるということを知っていること、実践できることです。瞬間的な怒りの爆発さえ押さえれば、少しずつ冷静になることができます。
自分の記憶が正しければ、6秒で怒りは収まると言われています。
怒りのピークを超えることができれば、考え方・捉え方を変える余裕が生まれてくるので、冷静に問題を見れるようになり、より問題解決に直結した答えを導きやすくなると思います。
2.Should思考をやめる
Should思考とは、「こうすべきだ」という決めつけの激しい思考のことを言います。
つまり、白黒はっきりさせようとする考えです。ちなみに私はこの考えを持ちやすいタイプです。昔に比べればかなり改善できてきましたが。
Should思考の人は、自分の考えと違うことを言われると、「その考えは間違った考えだ」と否定してしまう傾向にあると思います。その際に、感情的になりやすいのです。
大事なことは、「グレーゾーンを認めること」です。
間違った意見なんて存在しません。三者三様の意見があって当然なのです。よって、正しいと間違いという2つの区分で考えるのではなく、中間の意見の存在を認めてあげましょう。
「この意見は濃いグレーだな」「今回は限りなく薄いグレーだぞ」という考え方ができるようになれば、感情的になることも少なくなってくると思います。
私もできるようになれるよう頑張ります。
3.相手の感情を「鏡」に使う
感情の特徴として、自分が感情的になれば、相手も感情的になりやすい、といった性質があります。お互いが影響し合うのです。
つまり、相手の様子が自分の感情の「鏡に映った姿」である可能性があるということです。
逆に言えば、相手が感情的になっているとき、自分も感情的になってしまいやすいことを意味します。
ここで大事なのは、「引く技術」を身に付けることです。
相手に合わせるのではなく、「この人感情的になっているな」と考えることができれば、自分は冷静な判断ができるようになると思います。
以上が「感情のコントロール」をするための3つのコツとなります。
ちなみに、私は感情がコントロールできていないことが課題だと考え、改善に取り組む中で、以下の本に出会い、具体的に取り組むべきことが明確になりました。
感情的にならない本 (WIDE SHINSHO203) (ワイド新書) (新講社ワイド新書)
今後も感情を制御できるよう意識的に取り組んでいこうと思います。
本日は以上です。
ご覧頂き、ありがとうございました。
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